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「うわーあっちち!! なんだこの熱さは・・・」
今回紹介するのは、そんな悲鳴が聞こえてきそうな激熱な露天風呂がある源泉かけ流し温泉。箱根湯本日帰り専門温泉です。

寒い日が続いていますね。寒いとどうしても家に閉じこもりがちになり、体がこわばってきちゃいますね。あまり家の中ばかりにいると風邪を引きやすくなるし、気持ちも落ちこんできちゃいませんか。
そんなときは、やはり温泉に入り、身も心も温まるのが一番ですよ。温かい湯にゆったりと浸かり、湯上りにのんびりと昼寝をすれば心身ともに癒されますよね。

魅力は湯温46℃の源泉かけ流し温泉

箱根には日帰り専門の温泉施設が数多くありますが、全浴槽が「源泉かけ流し」と言う温泉はあまりありません。

温泉好きのあなたなら、「源泉かけ流し」と聞いただけで、心が騒いだのではないでしょうか。

しかも、湯温46℃! この湯温を聞いて、ぜひ浸かってみたいと思ったあなたは、かなりの温泉通ですね。

温泉大好きな筆者も熱い湯が好きですが、さすがにこの激熱温泉には5分程浸かるのが限界でした。いきなり「ざぶ~ん!」とではなく「そろ~!」っと入るのですが、足を入れた瞬間に「あち~」と感じます。静かに体を落とし肩まで浸かると心地良いのですが、少しでも体を動かすと熱いと言うより皮膚が「ビリビリ!」と感じてきちゃいます。
でも浴槽から出た後の爽快感は格別ですね。外気の寒さが心地良いくらいです。

少し体を冷まして、すぐ横の通常温度(42℃程度)の露天風呂に入ると、やたらと「ぬるい」と感じましたね。これを2~3回繰り返すと、本当に疲れが取れたと感じますね。

温泉好きのあなた! この激熱の温泉に是非挑戦してみて下さい。きっと「やみつき」になりますよ。

写真とともに紹介! 「天山湯治郷 ひがな湯治 天山」

施設の名称は、「天山湯治郷 『天山』」と言います。

温泉施設の紹介と筆者の感じたままの感想をお話ししますね。

施設への入り口

筆者は車で行きました。旧東海道(県道732号)「奥湯本入り口」のバス停脇の「天山湯治郷」の案内に従い急な坂を下ります。

この坂はかなりきついので、お年寄りにはかなり負担となります。なお、箱根湯本駅より循環バスで行くときは施設の前まで行けますが、帰りは施設前からは乗車できず、坂を上って「奥湯本入り口」のバス停まで50メートルほど歩くことになりますので注意して下さい。

坂を下り「須雲川」の橋を渡った左手にみえるのが「天山」です。右手に駐車場があります(約130台駐車 無料)。

駐車場の前(写真の奥左手)になんとも可愛らしい「丸帽子」を被ったような小さな守衛小屋がありますが、誰もいませんので無視して良いです。

天山入り口。階段を上がって左手に「入館料」の自動切符売り場があります。

循環バスで行く場合は、この入り口のすぐ横で降車します。

ただし、帰りは循環バスがここまで来ません。先程の急坂を上っていくことになりますので注意して下さい。

なんとも、趣のある入館料の自動販売機。

ここで「入湯札」を買いましょう。価格は以下のとおりです。

  • 大人(中学生以上)1,300円
  • 子供(1歳~中学生未満)650円

1歳でも有料とはちょっと驚き!(@_@)

天山入り口正門。少し格式があるようですね。
入館に関しての注意書きがあります。入れ墨(タトゥー)について、他の日帰り温泉施設では、タトゥーの大小に関わらず入館禁止なのですが、ここでは「タトゥーのある者一人での入館は可能」と書いてあります(もちろん他人に不快感を与えるような行動は駄目)。
一人ならOKと言うのは、そうしないと「暴力団関係者」が大勢入館されては困るからなのでしょーね。
最近では、アクセサリー感覚でタトゥーを彫っている方もたくさんいます。このような人達は、どこの日帰り温泉施設でも受け入れてもらえませんでした。本来真面目なのに、タトゥーがあるからと言って受け入れられなかった方には嬉しいですね。

入館受付

正門をくぐると、正面玄関です。

玄関の暖簾をくぐると直ぐにフロント(フロントと言うより、銭湯の番台のような雰囲気(笑))なので、先ほど購入した入湯札を渡し入館します。

フロントの直ぐ右側に靴ロッカーがありますので、靴をしまってキーを保管しましょう。ブーツのような長い靴が入る靴ロッカーもあります。

浴場へ

靴をしまったら、さあ浴場へGO!(^O^)/

売店横の廊下を進むと、畳の休憩室が2つあります。浴場はこの両休憩室の間にある階段を降りた先です。

休憩室はどちらも20畳ほどの広さがあり、風呂上りの昼寝のひと時を過ごすのは最高ですよね。BGMもうるさい音楽ではなく、水のしたたれる音とか優しい環境音が流れています。せっかく疲れを癒しにきたのだから、こうるさい音楽より静かな環境音のほうがゆっくりと休めますよね。

熱湯温泉のある大浴場!

階段を降りると、またまた銭湯の番台のようなものがありますが、ここは無視して男性は右側、女性は左側が浴場入り口です。

入り口を入ると脱衣場。ロッカーは空いているところを自由に使います。ただひとつひとつのロッカーはあまり大きくないので、大きな荷物などは入り切りません。その場合はロッカーを2つ使ってもかまいません。

服を脱いで「スッポンポン」になって、さぁお風呂へ・・・。

内湯からみた露天風呂。内湯といっても完全に独立した内湯ではなく、半露天のようなもので、自由に行き来できます。


引用元:箱根観光協会

この内湯もかなり高めの温度に設定されています(温度計は見ませんでしたが43℃位でしょう)。内湯は泉質が露天風呂とは異なり、温もり効果の高いナトリウム塩化物泉なので、最後に入るのがおすすめだそうです。

洗い場は内湯のなかにありますが、数が少ないので込み合うときは順番待ちか、寒いのを我慢して露天風呂脇にある洗い場を使うことになります。

メインの露天風呂。半分に仕切られた手前側(入り口からみて奥)が46℃の熱湯温泉です。実際にあまり入っている方は多くありません。

奥にある適温(42℃くらい)に入って、手だけを手前の熱湯温泉にいれてみて下さい。いかに熱いかを感じることができます。


引用元:ベビーキッズ

上の写真で右手にみえるのが蒸し風呂です。蒸し風呂の入り口は肩ほどの高さしかなく、かがみながらドアを開けて入ります。中は8人ほどが座れます。

サウナのような乾燥した熱さではなく息苦しさはありません。入る前に右手にある塩瓶より塩を体に塗りつけて入ると、皮膚が強くなり風邪などひきにくくなるそうです。

こちらの階段風呂は3段になっており、2段目は打たせ湯。

最上段の浴槽にはなぜか「恵比寿様」の像が浴槽の真ん中に「でーん」と置かれてあります。お湯を掛けてあげると後利益があるそうだとか・・・?


引用元:ベビーキッズ

湯上りスペース

写真はありませんが、驚くことに露天風呂のすぐ横に、浴槽から上がりポカポカの体で裸のまま横になれるスペースがあります。

温まって少し横になってからまた入る・・・なんてこと、温泉好きのあなたなら分かりますよね。

たいがいの場合はサマーベットなどが置いてありそこで横になるのですが、ここの施設では6畳ほどの畳スペースなのです。着替えもせず裸のままで畳に横になれる。これはもう温泉好きにはたまりませんw

体が温まったら休憩

体がポカポカになったら、休憩してお腹もあたためましょう。

休憩スペースは先に記載した和室の休憩室ばかりでなく、須雲川のせせらぎを聞きながらのごろ寝スペース、テラススペース、中庭での日向ぼっことたくさんあります。

ごろ寝スペース

目の前の須雲川の流れをみながらゆったりとくつろげます。数に限度があるため休日は込み合います。ひと眠りしたら席を立ち他の人に譲り、席取りはやめましょう。

中庭のテラススペース

ウッドデッキを裸足で歩くのが心地良い。後ろ側に喫煙スペースがあります。中庭にはサンダルが置いてあるので自由に行き来できます。

体も温めてお腹も温めて!

レストラン「楽天」

レストラン入り口。1階の休憩スペースの横の渡り廊下を進むと、しゃぶしゃぶを楽しめる「楽天」というレストランがあります。しゃぶしゃぶだけでなくお蕎麦類もあります。

撮影当日は休みだったので画像はありませんが、「楽天」の下には麦トロやウナギを楽しめる「山法師」と言うレストランもあるようです。

レストラン内部。全て個室になっており、目の前の川の流れを見ながら食事を楽しめます。

ここでのメインはしゃぶしゃぶだそうですが、当日の筆者はあまり空腹ではなかったので「心に優しいうどん」を注文しました。おいなりさん2個ついて1,000円でした。

関西風の薄色の汁、豚肉がたっぷり入って刻みねぎをかけたうどん。太目の麺ですっきりした喉越し。この味なら他の料理も期待できそうですね。十分に満足しました。

カフェ

正面玄関脇にカフェがあります。カウンター席と奥の方にはテラス席もあります。暖炉が焚かれており、赤い炎がなんとも温かさを感じさせてくれます。ここで美味しいコーヒーを飲みながら一服なんてのも良いかもしれませんね。

ここで出される水は温泉水だそうで、飲むと無味無臭で普通のミネラルウオーターとあまり変わりません。温泉水は売店横に飲泉コーナーが設置されており自由に飲むことができます。胃腸過多・胸やけ・二日酔いに効果があるそうです。

まとめ

取材日時

2017年2月3日(月)午前11時頃

泉質・効能

泉質は二つあり。

  • 温もり効果のナトリウム塩化物泉
  • 皮膚効果のアルカリ性単純泉

浴槽ごとに泉質と温度が分かれています。効能は冷え症、肩凝り、筋肉、関節のこわばり、腰痛、疲労回復、慢性婦人症、美肌

天山湯治郷のおすすめポイント

1滴の水も加えていない完全な源泉かけ流し温泉

箱根の数ある温泉でも、全浴槽が全て源泉かけ流しと言うのはおそらく天山だけでは無いでしょうか。

しかも一滴の水も加えず、源泉の溜め置きなどもせず源泉の純度を保つことにこだわっているそうです。

外観・内装共に和風に統一され落ち着いた雰囲気

少々古びた感はあるが、逆にその古さが落ち着きを感じさせてくれます。

ゆったりと休める休憩スペースの多さ

多種な休憩スペースがあるのもおすすめポイントですね。温泉にはいったら、やはりゆっくりと休憩したいですよね。特に、浴場横にある裸で休める休憩スペースが筆者は拍手です。

自然の中でくつろげる静かさ

天山湯治郷一帯は森に囲まれたような谷間にあり、川のせせらぎと鳥の鳴き声をききながら、静かにゆったりした気分で入浴できます。

少し気になるところ

休日は込み合う

人気の温泉なので仕方がありませんが、休日は駐車場が満車で入り切れないこともあります。平日に行くか、休日なら電車・バスを利用するのが賢明でしょう。

バス停迄の坂がきつい

箱根湯本からの循環バスを利用する場合、行きは施設入り口で降車できます。

しかし、帰りはバス停までの急坂(約50M)を徒歩で上らければなりません。お年寄りや歩行に障害を持つ人にはきついです。

洗面台が少ない

脱衣場にある洗面台は3台しかありません。これでは休日はおろか、平日でも順番待ちとなりますので、ドライヤーでゆっくりと髪を乾かしたいと思う方には少しイラつくかもしれませんね。

お土産(菓子等)を売っている売店がない

玄関入り口脇に民芸品を販売してある店はあるのですが、箱根名物の温泉まんじゅう等の土産物は販売していません。

やはり箱根に来たからには家族や友人にお土産を買って帰りたいですよね。面倒となりますが、お土産は箱根湯本駅前で買うといいでしょう。

施設の概要

施設名 天山湯治郷(てんざんとうじきょう) 天山
住所 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208
電話番号 0460-86-4126
営業時間 9:00~23:00(受付終了:22時)
定休日 定休日無し
(但し12月中旬5日程休館)
料金 <入浴料>
大人:1300円
子供:650円
※子供は、1歳~小学生
公式サイト http://tenzan.jp/
アクセス <電車>
・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、徒歩26分
<バス>
・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」にて、バス乗車。「湯本元入口」バス停下車。徒歩3分
(箱根湯本からタクシーで1000円程度。バスの本数は少ないので、タクシー利用がオススメです)
駐車場 無料駐車場有(140台)
タオル・館内着貸出 貸し出しはありません。タオルは受付で販売しています(100円)
クレジットカード 使用可(ダーナーズ・JCB・アメリカンエキスプレス・UFJ・VISA・NICOS)
スパ・エステ エステ、ボデイケア
有料休憩室 有。時間1部屋 3,900円 (4名まで)
その他 貸切風呂はありません

地図

神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208

筆者の感想

最後までお読みいただきありがとうございます。

天山湯治郷」は静かな自然環境のなか、良い温泉でゆっくりとくつろぎたい場合におすすめの日帰り温泉です。

決して豪華さはありませんが(どちらかと言えば古びた感じ)、純粋に温泉を楽しみ、くつろぎたいあなたにピッタリです。

温泉と一人旅をこよなく愛するあなたに、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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